雑誌"宣伝会議"が、"宣伝"の領域を超えていた。今月号の特集はFinTech。先月はビッグデータとIoT。

宣伝/広告の業務に従事する方なら、一度は目にしたことがると思われる、雑誌「宣伝会議」。

最近、この雑誌の特集が、もはや、宣伝・広告・販促の領域を超えている。

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今月号の特集は、「FinTech」。

【特集】
FinTechの浸透で変わるマーケティング戦略

  • 金融の専門家でなくとも知っておきたい
    マーケターのための「FinTech 入門」
    インフキュリオン・グループ 丸山弘毅氏
  • 「キャッシュレス化」が進むと消費者の意識や行動はどう変わる?
    マネーフォワード 秋山芳生氏
  • 「決済」手段の変化とマーケティングの可能性
    ―データから見える、消費者の行動と意識 
    みずほフィナンシャルグループ みずほ銀行 辻和幸氏/谷 彰彦氏
  • 個人店でも始められるFinTech 
    広がる多彩な決済手段、売上の管理・分析まで 
    ユビレジ 木戸啓太氏
  • 10代女子のお金の価値観とは?
    「堅実」「多彩な決済手段」「ポイント」が鍵 
    GMOメディア 鈴木まりの氏
  • 小売業にどのような変化をもたらすのか?
    「シームレスな顧客体験」が実現する未来 
    オイシックス 奥谷孝司氏

 この特集が、コンパクトだけど、要点がよくまとまっていたのでシェア。

様々な事業者による寄稿で成り立っている特集なんですけど、このバランスが良くて。

www.sendenkaigi.com

 たぶん、まだ店頭にあるので、ぜひお手にとってみてください。

一部記事はオンラインでも読めます。

mag.sendenkaigi.com

 

以下、個人の勝手な想像なんですけど、この雑誌を購読されるような方々って、大手メーカーの宣伝担当や、広告代理店やメディアの方々かなーって。

 そういう方々って、おそらく「流通の現場で、何がおこなれているか。」を知らない、というか、1日に対峙するトランザクションが少ない。

 「1個人の立場」としては、「朝スタバでコーヒー買って、お昼ごはんたべて、コンビニよって、居酒屋行って」くらいの、1日に対する「決済」のタイミングって、4回?とか。(公共交通機関で電子マネー、とかもあるか。)

これが、「流通小売の現場」からすると、何百、何千、何万、という決済と日々、向き合っている。

 コンビニとか、流通小売の経験がある方なら、日々当たり前に目にする「ジャーナル」と呼ばれる「お客様にお渡しするレシート」と対になる「記録紙」や「クレジット伝票の控え」。

 いまでこそ、店舗によっては、電子化され、その保管や整理が簡略化されてきているけど、ちょっと数年前までは、この「紙」をめぐって、多大な労力がかかっていた。

 この経験が自身にあるか、ないか、で、「決済周り」への興味関心、改善手法のアプローチが変わってくるのかなーって。

 

 コンビニやスーパーでの「レジ待ち列」の要素を分解していくと?

 →朝、昼、などの一定時間に客が集中するから?

 →レジの機能・精度や、スタッフのスキルを上げればいい!

 ではなく、

 →そもそも「レジ」があるから。レジなくせばいいじゃん。

 (AmazonGOは、レジない。)

 って、思考回路にたどり着くか、つかないか。

 

こんなアプローチが当たり前になっていくと、いろんなことが変わっていくんだろうなぁ。

 *駐車場の精算機も、ETCともっと連動していいと思うし。(ETCというデバイスに依存しなくても、ナンバープレートと決済も結びつくだろうけど、他人が乗っている場合、などの条件もあるか。)

 

このへんは、もう「宣伝・広告」の域を超えている。

 

企業の部門体制、人員体制も、従来の「宣伝部」「宣伝費」という機能は、そろそろ再考のタイミング?

(個人の見解です。)