simako hatena

memoです。

DIGIDAY BRAND LEADERS #digidayDBL ;Postscript

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 うっかり、すがけんさんナビゲートの、グループワーク&ふりかえりパートを抜かしてしまいましたw

 注)すがけんさん=スマートニュース ブランド広告責任者の菅原健一さん。

 

 DIGIDAY BRAND LEADERSの事務局さまより、ブランド、パブリッシャー、パートナーとの相互コミュニケーションの時間を多く提供いただきました。

 一方通行ではなく、語り合うことによる相互理解。普段は、広告主とパートナー、1on1のことが多いけど、今回のように様々な業種・業態・社内の立場が1つの円卓を囲み議論することは、なかなか機会がない。

 合宿型サミットでは、このような時間をふんだんにとれることが最大のメリット。

 

 今回のテーマは、広告主と媒体社、パートナー/サプライヤー/エージェンシー企業は、何をどう語りあうべきか?という問いのもと、コミュニケーションの阻害要因と促進にあたっての議論を行いました。

 僕らのテーブルの議事メモはこちら。

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 翌日の他のテーブルの内容をうかがっていても、ほぼベクトルは似たようなものでした。(皆様の課題感は、総じて近似)

 「総合代理店さまの存在」というワードは文字には、でてきていませんが、議論の中ではでてきました。というか、その存在は「弊害」という意味ではなく、組み方・誰と組むか、という、そもそもの部分でした。メディアバイイングの代行業だけの存在では、その存在価値を示せなくなっているのも事実です。

広告ビジネス次の10年

広告ビジネス次の10年

 

この本がでているのも3年前って考えると、その頃から進化している企業と進化できていない企業により明暗が別れているなぁ、と。 

 

 ただ、この課題感・促進にあたっての広告主側の体制は、レイヤー(役職)や経験値、個人依存の知識によって、大きく差があります。

 たとえば、新興するネット系代理店の2年目社員と、複数職務キャリアを積んだ5年勤務後、デジタルも担当するようになった広告主側の担当者では、その知識の差が、雲泥の差があります。

 たとえば、コトバ一つをとっても、その理解度が違う。と、いうか、広告主側の担当は、何一つ理解していない。

 DSPSSPなどの用語や概念理解、CTR、CPAなどのネット効果指標の概念は、全く知らない。もっと言うとと、「トリプルメディア」も知らないし、「短縮URL」も知らない。(いやホントに。)ソーシャルに広告配信するにも、TWとFBのアカウントも持ってない、なんてこともざらにある。ある意味、生活者視点、なんだけど、フツーの生活者よりもスマホを使っていない。それでも、主側では人事異動でデジタル担当になっちゃうし、残念なことにその上司も教えられるスキルがない。

 きっと媒体担当さんやサプライヤーさんは、広告主側は、いろんなことを知っている!と思って営業にくるんだろうけど、いやいや、そんなことないですよ。

 知らないことばかり。

なので、溝はあって当然。なので、それを埋めていくには対話・相互理解が必要。

 

 今回の僕のテーブルには、これまた重鎮が揃いまして、核心をついた議論が展開されていました。某ファーストフードの重鎮は(普段ソーシャルでは、ライトなペルソナを演出されていますが)このグループワークでは議論をファシリテートし、若手の意見まで引き出していただけました。

 彼らくらいのレイヤーともなると、数多あるメディアやサプライヤーとそれぞれご面会する機会は、まずないと思います。(実際ご本人もおっしゃてましたが、会っても決められないし、と。)そう、実は企業内には、それぞれ、意思決定者のキーパーソンがいるんです。また、意思決定者が頼る部下だったりチームメンバーがいるんです。

これはB2Bマーケでは、最近よく「ABM」という手法で語られます。

 

marketing-campus.jp

(僕はB2Bマーケ、リードナーチャリングなどは、当然、職務の守備範囲外なのですが、営業売り込みの立場のことを考えると、この概念を理解することで、よりhappyな出会いがあることが見込まれるので、かじってるくらいです。)

ご興味がある方は、こちらを。 

究極のBtoBマーケティング ABM(アカウントベースドマーケティング)

究極のBtoBマーケティング ABM(アカウントベースドマーケティング)

 

 

話がそれました。

 

2017年なこの時代。コミュニケーションは、いつでもどこでもできる。

僕も、SNSのおかけで、いつでもどこでも最新のナレッジに触れられる。議論ができる。Eメールよりもメッセンジャーで情報をいただくほうが、確実で、早い。(ただしスパムは勘弁)

*ただ、そのメッセンジャーも情報埋もれつつあるので、僕からレス無い方は、たまにageのため、メッセくださいw

 

僕とすがけんさんは、オフラインのビジネスでは、会うことはほとんどないいんですけど(笑)、彼の思考回路やナレッジは、日々公開されているので、ほんとに助かります。

こんど、オフィスにランチしに伺いますw

最近の記事はこちら。

digiday.jp

digiday.jp

 

www.exchangewire.jp

ひきつづき、オープンな場での共有を行いつつ、クローズドな場での議論も皆様と行っていきたいな。

 

ってな、具合でよろしいでしょうかw